W0354   地域福祉論Ⅱ 第1設題

閲覧数1,769
ダウンロード数2
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9

  • ページ数 : 9ページ
  • 会員770円 | 非会員924円

資料紹介

佛教大学通信教育部(精神保健福祉士)の合格レポートです。日々の勉強の参考としてご活用ください。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

「現代社会におけるコミュニティの特徴と地域福祉の課題について考察しなさい。」
 設題を考察していくために、まず「コミュニティ」の概念を規定していく。
 「コミュニティ」という言葉は、一般的には「共同体」あるいは「共同社会」と訳されていることが多い。しかしアメリカの社会学者ヒラリーは「人々が一定の空間的広がりの中に存在し、それゆえに何らかの相互作用を行い、その結果として一定の社会意識・共同意識をもつこと」がコミュニティの概念を指すとしている。また「コミュニティ論」の始祖と呼ばれるマッキ―ヴァーは、「村や町、あるいは地域や国といった広い共同体を基礎として派生する集団である」と定義した。現代において人々は地域の中だけで完結することは少なく、地域を越えて機能別の専門集団(アソシエーション)を編成するようになったが、マッキ―ヴァーが強調しているように、コミュニティが基礎となることでアソシエーションが派生するのであり、コミュニティは固有の意味を持ち続けていることには変わりはない。更にマッキ―ヴァーは「地域性」のみならず「地域社会感情」がコミュニティの基礎となるという。「地域社会感情」とは、統一体に...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。