平成27~28年、日大通信、合格レポート、 証券市場論(科目コード S30800)分冊1

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    資料紹介

    平成28年06月に合格を頂いたレポートです。
    先生からの個別評価としては、教材の理解度、論旨の一貫性、解釈の妥当性はA評価、要約力、表現力はB評価となっていました。また、酷評では図を最後のページに描いたことがいけないと注意がありました。
    細かい評価かもしれませんが、しっかり生徒と向き合ってくれる先生なのかなといった印象を受けられました。

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    証券市場論(科目コード S30800)分冊1

    【課題】
    各証券を説明して、それらの発行形態と推移を述べなさい。

    <ポイント>
    証券の種類について賃借対照表を用いて整理したうえで、その性格と発行形態およびその戦後の推移を述べる。図表を用いてもよい。

    <キーワード>
    賃借対照表上での証券発行、株式の発行、公社債の発行、戦後の資金調達の推移、証券化による証券

    【本文】
    法学上の証券とは、証拠証券と有価証券に大別される。証拠証券とは一定の事実を証明するもの、対して有価証券とは財産権を表し、記された権利の行使や移転(譲渡)がその証券によって行われるものである。さらに有価証券には記されている財産的権利の経済的内容に応じて、貨幣請求権を表す貨幣証券、一定の商品またはサービスの請求権を表す財産権、収益請求権など資本提供者の権利を表す資本証券に分類される。
    しかし、狭義での証券(有価証券)とは証券市場での取引対象となる証券取引法に定められている資本証券のことである。資本証券には代替性があり、一定の単位に分割ができ、市場性も高いなどの特性をもち、企業の資金調達手段として株式や債券が用いられている。...

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