平成26年度に取り組んだ日大通信『歴史学(分冊1)』の合格レポートです。
オールC評価という低評価です。 先生からの講評をそのまま書きます。
"参考文献欄があるのですから使用した参考文献については今後記入すること!!課題として選んだ明治天皇、乃木希典、石田伝吉-日本近代史-について3人が生きた時代の時代概観を丁寧にあとづけているものと思われます。ただもう少し深くほりさげて論じることもできたような気がします。その点が残念ですね!!"とのことです。
こちらのレポート、先生は参考文献を用いたと思っているみたいですが、私は日大からの教科書のみで仕上げています。歴史学の東京スクーリングにも参加した際、担当の先生がおっしゃってましたが、歴史学に関しては必ず他の参考文献を用いてレポートを作成するみたいです。ですから、このレポートは私のはほりさげが足りなかったです。
■歴史学(科目コード0015)分冊1
[課題]
通信教育教材『歴史学(第一部~第三部)』から時代及び地域が共通する2~3名の人物を選び、彼らの生きたところの時代概観及び地域のあり方を論述しなさい。 なおリポートのはじめに、選択した人物名・地域名・時代を明記すること。
例えば、「安倍晴明・一遍・道成寺縁起絵巻―日本・中世史」、「明治天皇・乃木希典・石田伝吉―日本・近代史」など。
(レポート本文)
明治天皇・乃木希典・石田伝吉―日本・近代史
明治天皇と乃木希典、石田伝吉。この三人の生涯を通して近代国家の社会と人々の暮らしや地域をみていく。
明治天皇が天皇に任命されたのは一八六七年である。その翌年に、十五代将軍徳川慶喜が大政奉還をし、その後に王政復古の大号令がくだされ、明治維新が達成された。一八六八年正月三日には、鳥羽・伏見で戌辰の内乱がおこった。また、三月には五カ条の御誓文がだされ、四月には江戸城が開城。七月には江戸が東京と改称され、九月に明治と改元された。翌年には実質的に遷都は完了し、東国の地に新たな国家の都が移されたのである。
東京における天皇は、文明開化の旗手としての肉食を始め...