佛教大学の【S0533】【生徒指導・進路指導の研究(中・高)】のA評価で合格済みのレポートです。
レポートの作成の際に、ぜひご活用下さい。
【第1設題】
作成したレポートは3節で構成されています。
第1節「1.生徒指導の原理」
第2節「2.生徒指導の意義」
第3節「3.生徒指導を行う際の留意点」
教科書の該当部分を写して作成しております。
リポート設題
【中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明して下さい。】
生徒指導の原理
1965(昭和40)年に発刊された、文部省(現文部科学省)の『生徒指導の手びき』は、それまで様々に解釈されてきた生徒指導の概念を統一し、一定の方向性を示したものといえる。そもそも生徒指導とは「全ての生徒のそれぞれの人格のより良き発達を目指すとともに、学校生活が、生徒の一人一人にとっても、また学級や学年、更に学校全体といった様々な集団にとっても、有意義にかつ興味深く、充実したものとなるよう」指導する営みのことを指す。このように生徒指導の基礎となる人間観について、「人間の尊厳という考え方に基づき、ひとりひとりの生徒を常に目的自信として扱うことを基本とする。これは、内在的な価値をもった個々の生徒の自己実現を助ける過程であり、人間性の最上の発達を目的とするものである。」と『生徒指導の手びき』により述べられている。
そして、生徒指導の原理として4点をあげており、それは①自己指導の助成のための方法原理、②集団指導の方法...