Z1115 道徳教育の研究(中)

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    資料紹介

    道徳教育の意義について述べよ。

    【参考文献】 田中圭治郎 編著『道徳教育の基礎』 佛教大学


    教科書に忠実に書き上げていますので、参考にしやすいと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
    ■道徳とは何か
    道徳は人間の生き方を示すものであり、古今東西多くの偉人たちによって説明されてきた。ソクラテス、プラトンは欧米の思想の源流であり、彼らの思想を見ることにより道徳とは何かが理解される。
    ソクラテスの「イデア論」は弟子のプラトンへと引き継がれ、西洋思想の根底となるものである。人間は真理を求め、これを規範としてどのように生きるのかを考える。それが道徳なのである。ボルノーやマスローは、人間生活において、真理の探究という冒険に乗り出さない限り、つまり各人の努力の中から心理が求められ、絶えず高次な欲求へとの願望を持ち努力することが必要であるとした。
    道徳とは何かについて辞書ではどのように規定されているかというと、大辞林では「ある社会では、人々がそれによって善悪正邪を判断し、正しい行為をするための規範総体。法律とは違い外的強制力としてではなく、個々人の内面的原理として働くものをいい、また宗教と異なって超越者としての関係ではなく人間相互の関係を規定するもの」と述べられており、法律により拘束されないが、人間としての生きる道であり、人それぞれの内面の中に存在す...

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