公衆衛生 レポート設題1 科目修了試験設題1,2,3,4,5,6 【東京福祉大学】

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    資料紹介

    レポート設題1
    「生活習慣病とその対策について述べよ。」
    科目修了試験設題
    「1.母子保健の現状と対策について」
    「2.高齢者保健の現状と対策について」
    「3.精神保健福祉の歴史と社会復帰対策について」
    「4.難病の概念と難病対策の現状について」
    「5.感染症成立の条件と最近の感染症の動向について」
    「6.保健衛生行政について」
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    参考になりましたら幸いです。

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    レポート設題1

    「生活習慣病とその対策について述べよ。」
    生活習慣病とは、悪性新生物、虚血性心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病、アルコール性肝疾患、肥満、高脂血症、高尿酸血症など生活習慣の改善が一次予防の重要な要素となる病気のことである。中でも、悪性新生物、心疾患、脳血管障害は日本人の三大死因とされている。

    生活習慣病の多くは、かつて「成人病」と呼ばれてきたもので、これまで日本の保健行政は病気を早期に発見し、治療する二次予防に重点を置き、健康診断や人間ドックなどの普及・確立に努めてきた。その後、加齢とともに発症・進行すると考えられてきたこれらの病気は、食生活や喫煙、飲酒など、個人の生活習慣の因子が深く関わっていることが明らかになってきたのである。日ごろの生活習慣を改善することで病気を予防することや、発症や進行を遅らせるという一次予防の考え方が普及し、この流れを受けて1996年に、厚生労働省公衆衛生審議会の主導で成人病に代わって生活習慣病という概念を導入することになった。

    さらに国では、その延長線上に「健康日本21」を策定し、生活習慣病の予防重視や生活の質(QOL)の向上に国を挙げ...

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