レポート設題1
「学校教育を支える養護教諭の役割について、具体的な例を挙げ考察せよ。」
科目修了試験設題
「3.養護をつかさどる養護教諭の役割・職務・専門性について」
「5.「養護教育学」の目的とその意義について」
「6.これからの時代に求められる養護教諭のあり方について」
レポート設題1
「学校教育を支える養護教諭の役割について、具体的な例を挙げ考察せよ。」
養護教諭の職務は、「児童・生徒の養護をつかさどる」ことである。児童・生徒の健康を保持増進するためのすべての活動を養護教諭は担っている。
現在、養護教諭の役割は、救急処置、健康相談、疾病予防などの保健管理、保健教育、健康相談活動、保健室経営、保健組織活動とされている。これらの役割を具体的に述べていく。
*救急処置
学校で起きた疾病や傷病は、医療機関に引き継ぐまでに、学校でとり得る最良の処置を行う責任がある。その範囲は、「医療の対象とならない軽症の疾病や傷病に対する手当」そして「医療に繋ぐまでの救命処置および応急手当」とされている。
学校での児童生徒の傷病は、いつどこで発生するか予測することはとても難しい。特に、休み時間や体育の時間などは、事故による傷病が起きやすいことが多い。特に、夏の間に行われるプール指導では、命に関わる事故が起きることが多々ある。最優先されるのは、子どもたちの生命・心身の健康の維持である。傷病の悪化を防ぎ、後遺症を残さないために力を尽くす必要がある。現場では、養...