「健康科学」 第2課題 (聖徳大学) 評価S

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    資料紹介

    【第2課題】①いのちを育むからだと生命誕生の神秘を探るための本やビデオをいくつか読んだり視聴したりして、精子と卵子の出会いと着床までのメカニズムや母体の中での胎児の成長を追い、あなたの感動を述べた上で、命の大切さを子ども達にどう伝えていくのか論じなさい。②若者の性行動と学校での性教育の現状を探り、問題となることを挙げて、要G教諭として学校現場でどのように働きかけたらよいか論じなさい。③性感染症やHIV感染とエイズについて、日本と世界の現状を比較し日本がとるべき今度の取り組みについてあなたの意見を述べなさい。④健康推進のためのヘルスプロモーションについて調べ、子ども達の健康的な生き方のための協働について論じなさい。
    【評価】S
    【参考文献】○生き方としての健康科学 著者:山崎喜比古 有信堂高文社(2014年3月28日第5版第4刷発行)
    ○母子看護 著者:武谷雄二 医学書院(2013年2月1日第10版第6刷発行)
    ○最新版SEXOLOGY NOTE 著者:村瀬幸治 十月舎(2008年5月24日第5刷発行)
    ○現代人のための健康づくり 著者:石川県大学健康教育研究会 北國新聞社(2014年4月1日発行)
    ○AIDS/STI‐related database japan 参照元:http://www.aidssti.com/index.html

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    命の大切さ

     受精、妊娠の過程は神秘的である。まず、女性の卵巣から定期的に排卵される卵子が卵管采から卵管に入る。一方、性交により膣内に排出された精子は子宮を通って卵管に入る。精子は1回の射精で約2~4億匹排出されるが、子宮内を進む間に白血球に食べられ、卵子と出会えるのは数百匹である。女性の体内における精子の生存期間は約24~48時間、卵子の生存期間は6~24時間と考えられているが、その短い期間に卵管膨大部で卵子と精子が出会い、生き残った数百の精子が酵素を出し合って卵子のバリアーを取り除くことで1匹の精子だけが卵子の核と融合し、受精卵となる。受精卵は細胞分裂しながら移動し、胞胚になったところで子宮内膜に着床し妊娠成立となるが、受精卵の1/4は異常があり着床できず、着床しても1/3は成長できずに死滅する。そうして育つことができた胎児は母体の中で受動的に育つのではなく、自分を包む羊水を自ら飲み体内でろ過して尿にすることで生活環境を整えたり、自ら出産の主導権を握り、出産の合図となるホルモンを出して積極的に生まれてくる。

     卵子と精子が出会えるわずかな時間に、4億の精子が1匹の精子を送り届け...

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