「小児看護」 第1課題&第2課題 (聖徳大学)

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    資料紹介

    【第1課題第1設題】学童期の健康障害(気管支ぜんそく・アトピー性皮膚炎・糖尿病)の原因、症状、治療、看護について説明しなさい。
    【第2課題第1設題】学校感染症(インフルエンザ・感染性胃腸炎)の予防対策について具体的に感染の3原則(感染源の除去・感染経路の遮断・抵抗力の増強)に沿ってせつめいしなさい。
    【評価】第1課題:B 第2課題:A
    【参考文献】○養護教諭、看護師、保健師のための学校看護 著者:岡田加奈子、遠藤伸子、池添志乃 東山書房(2012年2月25日第1版第1刷発行)
    ○すぐに役立つ小児慢性疾患支援マニュアル改訂版 著者:加藤忠明、西牧謙吾、原田正平 東京書籍(2014年4月14日改訂版第2刷発行)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

            第1課題 第1設題
      
     学童期の健康障害について、3つ取り上げ説明する。
     気管支喘息は気道が慢性炎症をおこし、発作的に喘鳴を伴う呼吸困難を繰り返す疾患である。発作は炎症で過敏な状態の気道に様々な増悪因子が作用して誘発される。憎悪因子にはアレルゲン(ダニ、ホコリなど)の他、激しいスポーツ、温度変化、ストレス等がある。主な症状は喘鳴、咳、呼吸困難であり、夜中から明け方、季節では春や秋におきやすい。年に数回季節性に喘鳴がみられる軽いものから、毎日喘鳴が持続し週に1回以上中~大発作がおこり、日常生活や睡眠が障害されるものもある。治療は発作の憎悪因子を可能な限り除去することと、長期管理薬や急性発作治療薬を使った薬物療法である。学校においては生活環境から可能な限りアレルゲンを除去し、薬物を含めた対応方法を家族と相談しておくことが必要である。宿泊を伴う活動では子どもに服薬確認を行うなど予防措置を行うのが良い。喘息発作時は、椅子に腰掛け楽な姿勢をとらせ、可能な限り水分をとらせてその子の薬があれば飲ませる。中発作以上の症状が続く場合は救急車を手配し、医療機関を受診させる。
     アトピ...

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