近大姫路大学 教育課程論 試験解答例

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    資料紹介

    平成26年度近大姫路大学通信教育課程「教育課程論」試験解答例です。

    1.教科カリキュラム②広域カリキュラム③経験カリキュラムのそれぞれの特徴を説明しなさい。

    2.20世紀初頭の教育課程について論じなさい。

    3.学習指導要領の役割と改訂ごとの特色を述べなさい。

    4. 平成20年度改訂版の学習指導要領について、①改訂に至った経緯、②基本方針を具体的に述べなさい。

    5. 学校の教育課程編成における編成手順と、指導計画を作成する際の配慮事項を述べなさい。

    6.教育課程実施上の配慮事項のなかの、①言語活動の充実、②個に応じた指導の充実、③障がいのある子どもの指導の充実、④情報教育の充実の4点についてそれぞれ説明しなさい。

    参考にお使いください。

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    1.教科カリキュラム②広域カリキュラム③経験カリキュラムのそれぞれの特徴を説明しなさい。

    ①教科カリキュラムは、教科目的に応じて文化遺産や学問的な客観的知識の中から教育的価値のあるものを選択し、それぞれの領域に対応した教科・科目を設定し組織したものである。

     知識・技術を体系的・効率的に教えることが可能であるが、短所としては、学問の発達・分化につれて教科の数が増え学習者の負担を増加させること、記憶的学習が主となるため子どもの創造的思考や実践力が育ちにくいこと、内容が抽象的、一般的なものになりやすく、地域の特殊性、子どもの興味や関心を軽視した授業に陥りやすいこと、多数の教科が並列するため、学習者にとっては知識・技術の統合化が困難であることがあげられる。

     ②次に広域カリキュラムは、教科の枠をなくし、個々知識や教科の関連の統合をもたらす融合カリキュラムよりもさらに広い領域を設け、あるテーマを広い視野に立って追究しようという形をとるものである。

     広域カリキュラムの長所として教科間の統合を徹底して行う事にある。結果として教科の領域が拡大されその内容が融合されることにより広がりと深まり...

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