2014年度、教育心理学2単位目の合格レポートです。よろしければ参考にして下さい。
明星大学通信教育部
PA2030 教育心理学2単位目(2014年度)合格レポート
<課題>
コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの道徳性の発達について述べなさい。
<評価>
必要事項を満たして記述されています。三水準六段階の各段階の内容については、具体的なイメージが持てているかどうか(例を挙げられるか)確認しておいて下さい。
コールバーグの道徳性の発達理論に基づいて、子どもの道徳性の発達について述べなさい。
日常生活における道徳的価値観は経験や慣習を通して獲得されることが多いが、コールバーグは道徳的葛藤による不均衡な状態を思考や推論していくことで道徳性が発達していくと考えた。この道徳的葛藤はモラルジレンマとも呼ばれ、現在においても荒木紀幸らによって取り上げられ、道徳の時間で活用されている。例えば医者がどちらか一人しか手術できない時、親切だが無名の男性を優先すべきか、あるいは才能ある美術家だが不道徳な人間を優先して手術すべきか、と言うような選択が難しい状況があるとする。コールバーグはこういった状況に対する意見を討議し、自らの価値観をめぐって再検討をしていくことで、道徳...