1、調査から明らかになったこと
①一人だけが選択した語と色の組み合わせは1133組のうち130で約1割であった。各色でみると黒が最も少なく5語、青が最も多く21語、続いて黄・茶・灰色(14語)、緑・ピンク(13語)、オレンジ(12語)、紫(10語)、赤(8語)、白(6語)であった。一人だけが選択した色は、色と語の関係性が薄いことが伺え、多くは感情を示す語であったり、人が目で確認できない語であることが多い。
②上記で述べたように全ての組み合わせ数は1133組である。そのうち、332組が私の調査結果では使われている。連想された色の語数は、黄(45語) 、黒・灰色(39語)、オレンジ(33語)、青(32語)、白・赤(31語)、茶(25語)、緑・ピンク(22語)、紫(19語)の順となっている。また、選択総数(のべ人数)は黒(164人)、白(136人)、黄(135人)、赤(123人)、灰色(94人)、オレンジ(88人)、青(78人)、緑(57人)、紫(55人)、ピンク(38人)、茶(26人)の順となっている。語数でのべ人数を割り、1語当たりの平均値(小数点第3位を四捨五入)を出すと、黒(約4...