ムサビ 色彩学 課題3 合格レポート

閲覧数4,242
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初めに色の対比について述べる。同時対比または継続的対比とは、刺激を並べて示される、または前後して見せられると、差異が強調されて見える現象である。明るい物体と暗い物体を並置した時に起こる対比は明度対比という。明度対比は、色同士が隣接したときに最も顕著に現れる。明るさが段階的に変わる灰色はマッハの帯といい、この対比を緑辺対比という。また、対比は彩度でもいうことができ、彩度対比という。また、色の対比は色相対比と呼ばれ、背景色の心理補色の方向へ変化し、知覚されるものである。

     色対比に及ぼす色の大きさや配置および色の属性の影響は、

    ①誘導(背景)野に対して検査野が小さいほど、色対比は大きい

    ②色対比は色同士が離れていても生じるが、その距離が増大するにつれて、色対比は小さくなる。

    ③色対比は明るさ対比が最小のときに最大となる

    ④色対比の大きさは誘導(背景)野の面積が大きいほど顕著である。

    ⑤誘導(背景)野の明るさ(輝度)が一定であれば、その飽和度が高いほど色対比は大きい。

    これらを、キルシュマンの法則という。また、「色対比は表面を薄紙で覆うと大きくなる」というのは、色が表面的な見え...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。