2019年度佛教大学通信課程 教育心理学の合格済みレポートです。
こちらは2019年度4月以降入学、新テキスト・シラバスに対応しております。
佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えて下さい。
こちらを参考程度に、新テキスト・自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。
【設題】
教師の勢力資源およびリーダーシップの捉え方について説明し、それらを踏まえて学年(あるいは校種)に応じた児童生徒への指導行動・コミュニケーションのとり方について考察しなさい。
【参考文献】
神藤貴昭・橋本憲尚著『新しい教職教育講座 教職教育編④ 教育心理学』ミネルヴァ書房
(1)教師の勢力資源
ⅰ)親近・受容
親近・受容は、親近感や被受容感に基づく勢力資源である。子どもたちから親近・受容のある先生を考えたところ、まず会った瞬間に笑顔で話をすることは大前提であると考える。教師の表情が暗かったりすると、生徒たちは話しづらくなり悩み事など相談しにくく、教師と生徒間で溝が生まれてしまう。しかし親近・受容のあると、生徒たちから積極的に出来事を伝えてくれたり、教師からの目では気づかなかった生徒の悩みを打ち明けてくれたりして生徒一人一人をしっかり理解することができると考えた。
ⅱ)外見性
外見性は、教師の外見的容姿のポジティブな評価に基づく勢力資源である。教師は生徒から、「この先生から学びたい」と思われることが大切である。このように思われるためには教える上手さ以前に見た目が非常に重要である。寝癖がついていたりや、服はよれよれ、さらには表情や態度が活き活きしていない。そのような教師は生徒からは何の魅力も感じられず、生徒までそのような外見性が移ってしまう。教師たるもの、生徒から憧れられる、そしてお手本になる存在でなくてはならないと考えた。
ⅲ)正当性
正当性は、教...