レポートはA評価でした。科目修了試験は、指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000字~1200字前後でまとめております。試験はA評価でした。
「地域を基盤とした相談援助の特徴と援助過程を述べよ。」
岩間伸之は、地域を基盤としたソーシャルワークの基本的視座を①広範なニーズへの対応、②本人の解決能力の向上、③連携と協働、④個と地域の一体的支援、⑤予防的支援、⑥支援困難事例への対応、⑦権利擁護活動、⑧ソーシャルアクションの8つの機能を列挙している。現代は、人、モノ、情報が行き交うグローバル社会となっている。人々の生活状況も急速に変化しており、孤独死、DV、ひとり家庭といった、地域での関りの希薄による様々な問題が顕在化してきている。今後、ますます、相談援助の専門職であるソーシャルワーカーが地域での多様化した問題に介入し解決を果たしていくことが求められる。以下、地域を基盤とした相談援助の特徴と援助過程について述べていく。
インテーク面接は、本人の訴えや問題点を把握し、支援の方針や方法を決定するための面接である。したがって、アセスメントをする上での重要な役割を担う。利用者は、自身の抱える問題や課題に対する不安、自分のことを受け入れてくれるか等、様々な不安を抱えて相談に訪れる。援助者は、利用者が安心して話せる雰囲気や環境...