試験はB評価でした。※参考文献を参考に1000~1200字前後でまとめております。
■科目修了試験
1.社会福祉士の役割と意義について
ソーシャルワークの国家資格である社会福祉士の法的位置づけから、現代社会における社会福祉士の役割と意義についてまとめる。
1987年に成立した社会福祉士及び介護福祉士法第2条によると、社会福祉士とは、相談、助言、指導、連絡及び調整その他の援助の専門職のことである。
現代社会は、交通機関や情報通信技術の発達によって、人も物も情報も激しく行き来するグローバル化社会となった。日本の経済環境も急速に変化しており、それとともに家族や地域社会も変化してきている。高齢者の割合が高く、子どもの少ない社会で、一世帯当たりの人数が少なく、一人暮らしをしている人の割合が高い社会である。そのため、以前と比べて家族や親族で支え合う機能が低下してきている社会となっている。また、地域で支え合う機能も低下してきている社会となっている。家族や地域で互いに支え合う機能が低下してくるとともに様々な深刻な問題が顕在化してきた。例えば、児童虐待、高齢者虐待、ドメスティック・バイオレンスなどの問題が多く報告されてきている。身近な人から虐待や暴力を受けることは深刻な人権...