明星大学通信教育学部 健康・スポーツ科学論の科目終了試験の過去問です。 私が持っている、2014/9、2014/10、2014/12、2015/2、2015/5、2015/6、2015/8、2015/10、2015/11、2015/12、2016/2、2016/2、2016/4、2016/4、2016/5、2016/6、2016/10、2016/12、2017/2、2017/4、2017/5、2017/10、2017/12、2018/2までの過去問を自己解答したものです。 出題内容が重複している部分の回答は省略しています。 主に教科書、文部科学省・厚生労働省のHPを参考に解答しています。出題の内容は、同一のものもあれば、不定期に変わっているものあるので、参考までにとしていただければ幸いです。
過去問 WB1010 健康・スポーツ科学論
●2018/2 ⑫
子どもにとって「運動遊び」はどのような意義を持つか、説明せよ。
自己解答
子どもは運動遊びを通して、様々な機能を発達させ、活動欲求を見たし、情緒を安定させ、友達との関わり方を学ぶ。子どもの運動遊びは身体的側面、精神的側面、社会的側面に影響を及ぼす。
運動遊びの身体的側面への影響とは、運動遊びにより、子どもの筋肉、骨格、呼吸循環器系などの発育発達を促すことを指す。幼児・児童期は、神経系の発達が特に著しいことから、これの発達を促すような運動を多く経験させる必要がある。7歳頃からスポーツに関連する運動能力が発達するが、ある特定のスポーツに特化させるのではなく、様々なスポーツを経験させて、子どもの潜在的能力に広く働きかけたい。
運動遊びの精神的側面への影響とは、子ども期に人生を生き抜くための精神的エネルギーの基本の獲得につながることを指す。運動遊びは子どもの主体性、自主性の育成につながり、楽しさや喜びなどの情緒的な世界の体験となる。そして、成功体験や困難なことに立ち向かう粘り強さや最後まで努力する精神力までも養う...