現代社会と福祉①

閲覧数3,104
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会福祉士養成専門学校の課題です。レポート評価A。3274字 (参考文献を含む) レポート作成の参考にしてください。

    「日本の戦後における社会福祉の歴史的展開と、現代の社会福祉の課題について述べなさい」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本の近代史における社会福祉施策は、特に明治維新後は少数の政治家、宗教家や篤志家において営まれてきた。その後、日本が軍国主義に傾斜して太平洋戦争の敗戦を迎えるまで社会福祉政策は軽視されていた。それを徹底的に変えたのは戦勝国であるアメリカを中心とする連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)である。第二次世界大戦後における国民生活は敗戦による離職と失業の増加、食料・住宅・物資等が不足するなど飢餓的窮乏に陥り、また戦災孤児、浮浪児、戦災未亡人、戦傷病者の社会的弱者は約800万人を数えそのほか社会問題として売春や犯罪が注視された。敗戦による深刻な生活困窮状態に陥った国民生活を立て直すことが大きな課題と考えられていた。その状況において、GHQは日本政府に対して①無差別平等の原則②救済の国家責任の原則③公私分離の原則④救済の総額を制限しない原則、いわゆる「福祉四原則」を示し、日本の社会福祉のあり方に大きな影響を与えた。
     1946年、日本政府はこの「福祉四原則」を基に「(旧)生活保護法(1950年新生活保護法)」を実施するとともに、日本国憲法を制定した。その第25条には「すべての国民は、健康的で文化的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。