佛教大学 S0612 生活科概論 レポート A評価 2015年

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    資料紹介

    S0612 生活科概論のレポートです。

    レポート設題
    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし,生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ。

    レポート作成に役立てていただけたらと思っております。

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    S0612 生活科概論
    第1設題
    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし,生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ。
    参考文献
    田村学:今日的学力をつくる新しい生活科授業づくり 明治図書 2013
    (1章)生活科のこれまでのあゆみ
     生活科新設の経緯は、昭和30年代終わり頃から40年代にかけて、低学年の社会科や理科の在り方が問題となり、「他教科、道徳等と関連させて、効果的に指導すること」「児童自ら事物や現象にはたらきかけること」などといった指摘がなされたことから始まる。そして、昭和46年の中央教育審議会答申では、特に低学年において、「これまでの教科の区分にとらわれず、児童の発達段階に即した教育課程について再検討する必要がある」と指摘された。
     昭和50年代にはいると、低学年における、社会科と理科の内容を中心とした新教科設定の考え方が出され、検討が進められるようになってきたが、低学年教科の再構成にまで意見はまとまらず、学習指導要領総則にて「低学年においては、合科的な指導が十分できるようにすること」と記されるにとどまった...

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