2018年の問題に対応しております。
介護概論の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は650~1300文字の範囲内で作っております。
・介護の専門性を支える理念と価値について説明せよ。
・在宅介護を受けている認知症高齢者に対して虐待が発生しやすい背景とその予防策について述べよ。
・自立を支える介護と自立を阻害する介護について事例を挙げ説明し、なぜ介護には自立支援が必要なのか述べよ。
・ICF(国際生活機能分類)を活用したアセスメントに基づく利用者理解の特徴は何か、説明せよ。
・利用者理解の視点について述べ、利用者の理解が何故必要なのか述べよ。
・終末期ケアの過程を順を追って説明し、それぞれの過程で専門職が本人及び家族に対し、どのようにかかわることが求められているか述べよ。
テキスト
・社会福祉士養成講座編集委員会編2016『高齢者に対する支援と介護保険制度 第5版』中央法規出版
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
介護の専門性を支える理念と価値について説明せよ。
介護の理念には、介護の目的、実践手段としての原則が含まれる。これから、介護の目
的を指す「目的的価値」、それを実現していく手段としての「手段的価値」について解説
する。
介護の理念は、施設と在宅などにおいて共通のものであり、介護の原則として論じられ
る 場 合 も あ る もの で あ る 。
「目的的価値」については、①人間の尊厳、②自立支援としての自己実現、③エンパワ
れる理念は人間の尊厳である。
人間の尊厳について、どのような要介護状態になっても、利用者は「尊厳」と人権のあ
る存在であるという人間観に根ざしたものである。利用者の尊厳を支える介護を目指すこ
とで、認知症が重度になったとしても、高齢者が人生の最期まで、個人として尊重され、
その人らしく暮らしていくことを支える。
ケアワーカーには利用者が大切にしてきたことや誇り、自由や平等という権利、その人
らしい尊厳を尊重したケアかどうかを自らに問い続ける倫理観が求められる。特に、排泄
や入浴など、利用者の人権や尊厳を傷つけやすい場面では、常に念...