2018年の問題に対応しております。
精神保健の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は600~900文字の範囲内で作っております。
・子どもへの援助において留意すべき点を考察しなさい。
・子どもの心の健康を保つために配慮すべきことを考察しなさい。
・子どもの心の健康と家族の役割について考察しなさい。
・子どもの心身症について説明しなさい。
・不登校について説明しなさい。
・注意欠陥/多動性障害(ADHD)について説明しなさい。
テキスト
・山内常博ほか2008『改訂版精神保健入門』文化書房博文社
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
子どもへの援助において留意すべき点を考察しなさい。
子どもへの援助において留意点すべき点について、子どもの問題に対処する際を例に考
察していく。
子どもは、年齢が小さければ小さいほど生活のあらゆる面で親に依存して生きている。
子どもは一人では生きていくことができず、環境に依存している存在であると言える。そ
のため、環境側に急激な変化が起こったり、環境が問題をはらんでいると、その影響を直
接的にこうむったりしやすい。子どもの示す身体症状や問題行動は、環境の問題が起きす
きる。大人の側がそのことに早く気づき、適切に対処するならば、すみやかに問題となる
症状や行動が消失することもしばしば見受けられる。
また、本来、子どもの中には成長し、さまざまな課題を自分の力で乗り越えていく自然
な力が備わっており、課題に遭遇したときにそれらが発動する。症状や問題行動を起こし
ている子どもは、なんらかの要因でその力の発動が阻害されている状態にあると見ること
ができる。したがって治療者に求められることは、子どもの持つこのような内的治癒力や
成長力がうまく発動されるように、阻...