2018年の問題に対応しております。
日本史の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は600~1150文字の範囲内で作っております。
・執権政治の展開について述べよ。
・古代社会における信仰の歴史について述べよ。
・開国をめぐる政治過程について述べよ。
・奈良時代の政治について述べよ。
・中世から近世の農民生活について述べよ。
・19世紀における政党政治の歴史について述べよ。
テキスト
・佐々木潤之介ほか編2000『概論日本歴史』吉川弘文館
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
執権政治の展開について述べよ。
執権とは、政務を執行する者のことである。
1221年、承久の乱が起こったが、このころ朝廷では、後鳥羽上皇が和歌などの芸能を
通じて源実朝と深く結びつき、間接的な幕政介入をめざしていた。その後鳥羽にとって実
朝暗殺は大きな衝撃であった。摂関家出身の三寅(九条頼経)を将軍に向かえ、公武の調
和をはかる幕府の努力にもかかわらず、後鳥羽は幕府打倒の意思をかためることとなった。
そして、承久の乱で、後鳥羽は父時政失脚後の幕政の中心にあった北条義時に対して討伐
の 兵 を 挙 げ た が敗 北 し た 。
承久の乱後、幕府軍を率いた北条泰時・時房は六波羅に常駐して、従来の京都守護の職
制を継承した強固な京・西国支配体制を築く(六波羅探題の成立)。なお、六波羅探題と
は、賀茂川の東にあり、かつて平氏の本拠地であった六波羅の地に置かれた幕府機関の長
である。平安京の守護、朝廷権力の監視、西国地域の軍事支配や裁判などを職務とし、執
権北条氏の一族が任じられた。
北条時政の後の幕府執権となった北条義時は、政所別当にくわえ、1213年に挙兵...