2018年の問題に対応しております。
体育概論Ⅰの科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
試験内容(6題)。こちらの6題は600~1250文字の範囲内で作っております。
・体育実技を指導する者として、ぜひ備えておきたい考え方や資質について述べよ。
・子どもの一人ひとりが体育実技の学習に、意欲的に取り組むようにするための学習指導の留意事項について述べよ。
・子どもの体力や運動能力は、ただ単に大人を小さくしたものではないとされている。その根拠について具体的に述べよ。
・安全能力を高めるための体育の役割と、その学習指導上の留意事項について述べよ。
・小学校学習指導要領「体育科の目標」より、体育科のねらいについて述べよ。
・体育(運動)ぎらいの子どもを生みださないための学習指導上の留意点について述べよ。
テキスト
・山口孝治ほか編2011『体育科・健康教育法〔改訂版〕』佛教大学
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)
体育実技を指導する者として、ぜひ備えておきたい考え方や資質について述べよ。
「教師というものは、人間という最高にすばらしい生きものに取り組む最も創造的な仕
事である」。これは、新しく就任したばかりのある小学校教諭の手記の一部である。心な
い一部の教師を除けば、このように教師としての誇りを持ち、教育に熱心であり勉強もし
ているのが一般の教師像であろう。
しかし、熱意や誇りだけで、じゅうぶんな指導ができるものではない。そのため、これ
から、体育実技を指導する者として、ぜひ備えておきたい考え方や資質について述べてい
く。
まず、教師の一般的で共通の資質としては、①学問的専門性の高さ、②心理学者でもあ
れ、③すぐれた専門的技能、④豊かな人間性、⑤調和のとれた進歩的なモラル、の5つが
あげられるが、これらはすべての教師が具備すべき要件と考えてよい。それに加えて、体
育実技を指導する教師が備えておきたい考え方や資質としては、①人間の行動を理解する、
②自分を知る、③コミュニケーションスキルの3つがあげられる。ここからは、それぞれ
について見ていく。①について、「...