日大通信・教職に関する科目 「生徒指導・進路指導論」合格リポート

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    資料紹介

    日本大学通信教育部 教職に関する科目
    「生徒指導・進路指導論」合格リポート

    (課題)
    キャリア教育の中核をなす学校進路指導の意義・目的、それを達成するために実践する指導(活動)の領域、および進路指導やキャリア教育が現在必要性を高めている要因・背景を論じなさい。

    (講評)
    進路指導の教育的・社会的意義、およびそれを達成するために行う指導の6領域について、それぞれよくまとめられている。

    提出日 2010年9月30日

    作成時期が少し古いですが、報告課題は現行のものとほぼ変わっていません。リポート作成の参考としてお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「キャリア教育」の重要性が強調されるようになってきた背景には、学校を卒業した者が、社会人として生きていく上で必要な知識や勤労観、職業観などを持たないまま社会へ「接続」されていく現状が近年多く見受けられることが挙げられる。これは、学校での進路指導体制の不十分さが原因の一つである。若者のフリーター志向、早期離職、失業者増大が典型例だが、学業不振、不適応、中途退学など学校種間での「接続」にも、同様の問題が指摘されている。この問題は、進路指導体制だけでなく、生徒個々において、発達段階に応じたキャリアが適正に発達していないことにも原因がある。進路指導は、生徒が入学したと同時に始まるという認識を教師が持つべきであり、単に進学先、就職先の選択だけに限られたものではない。
     進路指導には、大きく分けて二つの意義がある。一つは進路指導の教育的意義である。教育的意義とは、進路指導を生徒の「生きる力」を伸ばすための一環と捉え、生き方の自覚、仕事や職業への現実感、自己決定能力を養おうとすることである。
     もう一つは社会的意義とされるもので、学校と社会との接続に際し、進路指導を社会、経済、国家の安定など、社会...

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