事前学習 肝疾患

閲覧数3,069
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    看護学生の実習の事前学習です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    肝臓・胆嚢・膵臓の構造と機能
    1.肝臓の構造と機能
    1)肝臓のつくり

    肝臓は重さ約1.4kgの大きな赤い臓器である。肝臓は右葉と左葉に分かれ、右葉は左葉より大きい。肝臓は直径1~1.5mm程度の小さな肝小葉と呼ばれる構造が多数集合したものである。

     肝臓の下面には血管(固有肝動脈と門脈)やリンパ管、総胆管神経が通る出入口があり、肝門と呼ばれる。肝臓の後上面からは数本の肝静脈が出ており、下大静脈に注がれる。
    2)肝小葉

    肝臓の基本機能単位は肝小葉であり、5万~10万個の肝小葉で構成されている。肝小葉は中心静脈を囲んで肝細胞の列(肝細胞索)が放射状に並んだ柱状の構造をしている。
    3)肝臓の働き

    肝臓は多様な働きを持つ。大きくは①代謝機能、②胆汁の生成および胆管への外分泌機能、③血液の貯蔵と濾過のための脈管機能の3つに分けられる。

    ①代謝機能

    糖質代謝:グリコーゲンの生成と貯蔵、ガラクトースと果糖のブドウ糖への転換、糖不足時の糖新生、糖質代謝の中間物質からの重要な化学物質の合成など

    脂肪代謝:他の身体機能にエネルギーを供給するための脂肪酸の酸化。リボタンパクの形成。コレステロー...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。