介護の概念、対象、理念について A判定 東京福祉大学

閲覧数2,714
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    文字数2700程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「介護の概念、対象、理念について述べよ。」



    1.はじめに

     戦後1947年の平均寿命は男性50.06歳、女性53.96歳に対し、2013年には平均寿命が男性86.61歳、女性80.21歳と、医療の発展により平均寿命は飛躍的に増加している。今後もなお平均寿命は増加すると予測される。介護保険制度における要介護者および要支援者数は、2001年には約302.7万人であるのに対し、2014年10月では約600.1万人に増加していることから、高齢者の増加に伴い介護を必要となる高齢者は増加していることが見てとれる。そのため今後も介護を必要となる高齢者が増加するであろう。ここでは、介護について、介護の概念、対象、理念について述べていく。

    2.介護の概念

    介護とは、日常生活に支障があり、またはそのおそれがある高齢者や障害者・児の尊厳や自立、自己実現などを支えるために、本人のニーズと心身の状況に応じた身体的・精神的・社会的・文化的・予防的援助により、その人らしい生活を支援することをいう。

    1963年に制定された老人福祉法における高齢者を支援する法体系の整備が、公的な介護の始まりと...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。