Z1116 特別活動研究(中・高) Z1107共通 科目最終試験対策の6題セットになります。
★試験問題6題
1.中学校及び高等学校における「特別活動」の特質とねらいについて、教科教育と比較しながら説明しなさい
2.中学校や高等学校における「生徒会活動」について、活動内容と狙いを解説し、生徒会活動において取り上げる問題の設定の仕方や指導上の留意点について述べよ
3.中学校や高等学校の「学級(ホームルーム)活動」における「個人及び社会の一員としての在り方、健康や安全に関すること」の指導上の特質を述べよ
4.中学校や高等学校の「学校行事」について、5つの活動内容とその狙いを解説し、そのうちの「勤労生産・奉仕的行事」の実施上の留意点を、活動例を挙げて具体的に説明せよ
5.中学校や高等学校の「学校行事」の特質について論じ、そのうちの「儀式的行事」の実施上の留意点を、特質を踏まえながら具体的に説明せよ
6.中学校や高等学校の「学級活動」における「学業生活の充実、将来の生き方と進路の適切な選択に関すること」の指導上の特質を述べよ
私の場合は5の問題が出て70点で合格しました。全て700~800文字程度にまとめており、試験用紙の3分の2程度がうまるほどになっています。もう少し手を加えれば更なる加点が期待できると思います。是非参考になさって下さい。
1.中学校及び高等学校における「特別活動」の特質とねらいについて、教科教育と比較しながら説明しなさい。 特別活動とは学校の教育課程の中でも、教科外活動に相当するものであり、学級(ホームルーム)活動、生徒会活動、学校行事に分類される。特別活動の目標は、学習指導要領において、「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う」としている。望ましい集団活動の条件としては、集団の中で、自己理解を図ること、話し合うこと、思いやりを持ち他者を尊重すること、連帯意識を持つ事などが挙げられる。この望ましい集団活動を基礎に特別活動は行われるものである。また、「心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り」という個の側面と、「集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする」という集団の側面について、「個と集団の両方の関係」を常に考えていかなければならない。さらに、「なすことによって学ぶ」という指導原理、すなわち知識や技能を経験や...