日大通信「教育の方法・技術論」の科目修得試験A判定合格者によるレポートと試験対策です。
・レポート
[平成27-28年度課題]
よりよい授業計画を作成し、効果的な授業を実施するにはどのような工夫が必要か、教育方法学上の多くの観点から考察し、論述しなさい。
先生からは「基本的ポイントについて、教科書より学んだ内容を整理してまとめていました」とのコメントをいただきました。ご参考までにご利用ください。
・試験対策
「教育の方法・技術論」の科目修得試験にはいくつかのパターンがあり、それらの中から毎回ランダムに出題されています。したがって、それらのパターンをつかみ、それぞれの問題にたいする解答を用意しておくことで効率よく試験対策ができます。パターンごとに内容をまとめましたので、試験対策にご利用ください。
日大通信 教育の方法・技術論 A判定合格レポート・科目修得試験対策
レポート課題:
よりよい授業計画を作成し、効果的な授業を実施するにはどのような工夫が必要か、教育方法学上の多くの観点から考察し、論述しなさい。
キーワード [授業形態と集団の編成・指導、授業技術、教材研究、学習指導]
授業の形態は、個別学習、一斉学習、集団学習の3つに大別される。個別学習は個人差に対応しやすく、一斉学習は共通の情報を共通しやすく、集団学習は生徒が積極的に発言しやすく集団思考ができるというふうに、それぞれの形態に長所がある。逆に、個別学習は費用や労力がかかる、一斉学習は詰め込みになりやすく個人差にも応じにくい、集団学習は優れた子供に依存しやすいなどの欠点もある。
学級教授は、もともと17世紀にコメニウスが提唱したことにはじまった。19世紀になると、イギリスのベルとランカスターによる一斉教育により、学級教授の発展が促された。のちにそれはアメリカにも普及した。背景には、教師不足の解消と教育費の節約をしようという目的があった。19世紀の中ごろになると各国ともしだいに公教育制度が成立し、児童が大勢入学して...