金融論-1分冊

閲覧数2,142
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,540円 | 非会員1,848円

    資料紹介

    レポート課題:下記の全2問に関して答えなさい。
    1.貨幣乗数仮説とその問題点に関して述べなさい。
    2.マネタリーベースがマネタリー・コントロールにおいて不適切な理由を説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    レポート課題:下記の全2問に関して答えなさい。

    貨幣乗数仮説とその問題点に関して述べなさい。

    マネタリーベースがマネタリー・コントロールにおいて不適切な理由を説明しなさい。

    ≪問1≫

     貨幣乗数仮説とは、貨幣乗数を基軸として考慮された仮設(理論)である。そして、現金通貨と預金通貨等の総合計であるマネーストック(マネーサプライ)が現金通貨と金融機関が保有する法定準備金(リザーブ)の総合計であるマネタリーベース(ハイパワード・マネー)と比較して何倍になるのかを表現した本質的には信用創造乗数の数値と同様である数値が貨幣乗数である。また、貨幣乗数理論を基盤として中央銀行の創出したマネタリーベースに対応する乗数倍のマネーストックが生み出される状況になり、貨幣乗理論の貨幣乗数には2種類の計算公式が存在し、①「貨幣乗数=マネーサプライ/ハイパワード・マネー=(現金通貨+預金通貨)/(現金通貨+法定準備金)」,②預金歩溜まり率(μ)と法定準備率(β)の数値による計算方法で0<μ<1及び0<β<1の条件とする「貨幣乗数=1/(1-μ+μβ)」,以上2種類である。②の場合は預金歩溜まり率の増大に伴...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。