S0533 生徒指導・進路指導の研究 佛教大学 A判定

閲覧数2,369
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「生徒指導の定義について、学習指導要領や『生徒指導の手引き』や『生徒指導提要』からきちんと引用し、その原理や意義について記述できています。また、中学校および高等学校の生徒指導において、特に強調すべき点や実際の事例に基づいた指導の留意点なども詳しく記されています。大変秀逸なレポートです。」との所見をいただきました。
    テキスト:これからの教師と学校のための教科外教育の理論と実践Q&A 教職問題研究会編

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。
    1965年に文部省(現文部科学省)から発刊された『生徒指導の手びき』は、生徒指導を「学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つ」と位置づけた上で、青少年の非行に対する対策という消極的な面だけでなく、全生徒の人格のより良い発達を目指した教育活動であるとしている。

    『生徒指導の手びき』の中に、生徒指導の原理として、①自己指導の助成のための方法原理②集団指導の方法原理③援助・指導の仕方に関する原理④組織・運営の原理の4点があげられている。

    ①においては、欲求や情緒を直接的に行動につなげる自発性、目的に沿って行動を規制し節度あるものにする自律性、人間関係において相互に権利の主張と義務の遂行を可能にする自主性の促進があげられる。

    ②においては、学級や友人関係といった集団における相互作用の尊重や、集団の力の利用、人間尊重・友愛と自由の尊重、規律の維持などがあげられる。

    ③においては、特に問題解決能力を育成する援助の重要性があげられる。また...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。