ご覧いただきありがとうございます。レポートの内容等で不明点等ありましたらご質問ください。(2020/01追記)
明星大学 PD2040 日本語表現法 2単位目 レポートです。
※2014,2013年度に対応しています。
※2016,2015年度課題には対応していませんのでご注意ください。
2単位目
「書籍の再販制度の維持は必要であるか必要でないか」というテーマでディベートを行うこととなった
とする。「必要である」「必要でない」のいずれの立場にたつかを決めて、その発表原稿を2000 字程
度で作成しなさい。
※「必要である」という立場に立って書いています。
【参考文献】
『日本語表現法』 沖森卓也・半沢幹一(三省堂)
PD2040 日本語表現法
2単位目
「書籍の再販制度の維持は必要であるか必要でないか」というテーマでディベートを行うこととなったとする。「必要である」「必要でない」のいずれの立場にたつかを決めて、その発表原稿を2000 字程度で作成しなさい。
再販制度,正しくは「再販売価格維持制度」と言い,定価販売を義務付ける法律です。
書籍に限らず,雑誌や新聞,音楽CDなど6品目の商品について,著作権保護の観点から再販価格制度に指定されており,定価販売が義務付けられています。
端的に,どういう制度か紹介しますと出版社側がそれぞれの出版物の小売価格(定価)を指定し,書店などの販売業者が指定価格通りに販売することを義務付ける制度です。
この制度の維持について,私は賛成です。
一見すると,読者(消費者)が損をしているこの制度ですが,この制度を撤廃した場合の弊害・デメリットを考え私は賛成の立場を取ります。
さて,この再販制度を撤廃した場合の弊害・デメリットですが,以下のようなものが考えられます。
①書籍の種類が少なくなり,内容が偏ってしまう。
再販制度が撤廃されると,市場に溢れる書籍は採算が取れる...