【PB3040】初等図画工作科教育法 2単位目

閲覧数4,102
ダウンロード数77
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2015 年度 初等図画工作科教育法(PB3040)2単位目

    課題:1.テキスト内の第2章第4節「表現(2)‐絵で表す」及び第5節「表現(2)‐版で表す」を600字程度で要約しなさい。その上で、あなたが現在住んでいる地域の特性を生かした「絵で表す」または「版で表す」の題材をひとつ考え、その概要を400字程度で述べなさい。

    2.テキスト内の「図画工作科の評価」(第4章)を読み、「5 評価の観点と評価基準の作成」の内の「(1)評価の観点とその趣旨」の①~⑤までを800字程度大意要約し、200字程度で教育評価の必要性について私見を述べよ。

    使用教科書: 『平成20年告示新学習指導要領による図画工作科指導法 理論と実践』大学美術指導研究会 藤江充・岩崎由紀夫・水島尚喜著編著(日本文教出版)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    8 / 8

    初等図画工作科教育法2

     1.「絵に表す」学習の低学年では、感じたことや想像したことなどを自分の好きな形や色で表現し、その活動を繰り返し行うことで自己を見つめたり、他者や社会を意識した表現へと広げる。さらに、いろいろな材料を使って活動することを通し、楽しみながら思いや表現の方法を広げていく。指導にあたっては、この時期の子ども一人ひとりの実態に応じて発想や技能を存分に発揮できるよう立体や工作と統合した題材や教材研究を行うことが大切である。描画材はクレヨン・パス、サインペンなど線描が基本となるが、身近な石や木切れ、葉っぱなどを材料に並べて絵に表したりすることも表現の幅を広げることにつながる。

    中学年では、外部への視野が広がる時期であるため、より豊かな発想や表現を伸ばすこと、他者との関わりを伴った鑑賞活動を表現活動に活かすことが大切となる。指導には写実的表現への移行に留意し、主題を設定し、子どものイメージ形成を促し、具体的な指導が技術の押しつけとならないよう柔軟性と多様性が求められる。さらに、高学年では個性や傾向性が明確となるため、材料や用具に対するこだわりが造形的な能力を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。