2015 年度 PB3080 特別活動の指導法(小学校)2単位目
課題:
1、学級活動のねらいや特質についてまとめなさい。また、学級活動の内容としてあげられている次の(1)(2)の二つについて、あなたならどのように展開するか解説しなさい。
(1)学級や学校の生活づくり。(2)日常の生活や学習への適応及び健康安全。
2、児童会活動、クラブ活動、学校行事、それぞれのねらいや特質とその指導上の留意点について述べなさい。
使用教科書:『第2版 特別活動の展開』 鯨井俊彦(明星大学出版部)
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特別活動の指導法(小学校)2
1.学校における「学級」とは、同年齢の学級を単位とした集団であり、家庭や家族と同様に、児童の生活の基礎となる場である。
『学習指導要領』の目標には、「学級活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団の一員として学級や学校におけるよりよい生活づくりに参画し、諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度や健全な生活態度を育てる。」とある。学級活動の指導に当たっては、取り扱う内容を〔共通事項〕として(1)学級や学校の生活づくり(2)日常の生活や学習への適応及び健康安全の2つに示しているが、児童の発達の段階に合わせ、低、中、高学年、それぞれに適切な内容や重点に配慮し、計画的に指導することが大切である。
(1)-イ「学級の組織づくりや仕事の分担処理」の展開例(中学年)
(1)題材名:「学級の係の仕事」
(2)ねらい:学級に必要な仕事を考えさせ、学級の生活に役に立ち、しかも工夫して係の活動ができるような係を決めさせる。
(3)活動の展開
議題名
クラスの生活にやくだつ学級の係をきめよう
課程
活動の内容
指導上の留意点
活動...