【WG1110】心理学1 2単位目

閲覧数1,815
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年度 WG1110 心理学1 2単位目 「1、スキナーのオペラント条件づけについて、レスポデント条件づけと対比させ説明しなさい。 2、児童・生徒の学校不適応状態に対する行動療法の適用について、具体例を挙げながら説明しなさい。

    使用教科書:『心理学の基礎 三訂版』 今田寛編(培風館)

    講評
    1、指定されたキーワードについて詳しく記述されています。この調子で学びを深めてください。
    2、実際の事例を元に分析されており、学びが深まっています。この問いでは行動療法を適応しなければなりませんが、実際は脱感作よりよい方法があるように思えます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    心理学1 2
     1.スキナーは、スキナー箱とよばれる装置を用いて学習に関する多くの実験を行い、行動変容についての考え方を体系化した。スキナー箱は、中にレバーが付いていて空腹なネズミがそれを押すと、下の皿に餌が出てくる仕組みである。偶然レバーに触れ押した時、餌が出る。この経験を繰り返すと、効果のない反応を止め、レバーを押す反応が多発する。このような学習をオペラント条件づけとよんだ。オペラントとは、行動や反応が自発するという意味であり、刺激・反応・結果の三項随伴性から成り立つ。レバーを押せば餌が出ることを直接強化とよび、強化によってレバーを押すというオペラント反応の生起率が高まるのである。

    さらに、スキナーは行動の統制に関心を持ち、環境の整備しだいで生活体にどのようなことでも行わせることができるようになると考えた。オペラントが決定するとそれに至る反応から徐々に行動を形成していく方法を、漸次的接近法あるいはシェーピングの方法という。オペラント反応を起こせば、強化し反応の生起傾向を高め、さらに基準をきつくし大きな反応が起きなければ強化しないというように徐々に行動を形成していき、最終結果を得ら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。