『学校感染症(インフルエンザ、感染性胃腸炎)の予防策について具体的に感染の三原則(感染源の除去、感染経路の遮断、抵抗力の増強)に沿って説明しなさい。』
評価:A
講評:全体の構成がバランスよくまとめられています。さらに踏み込んで学習をふかめられるよう期待します。
参考文献
『学校保健ハンドブック』教員養成系大学保健協議会、ぎょうせい、2015.4
『新体系看護学 第13巻 社会保障制度と生活者の健康 公衆衛生学』小野寺伸夫、メヂカルフレンド社、2005.2
※本レポートをそのまま提出しないで下さい。参考としてご覧下さい。自学に励まれている皆様のお役に立れば幸いです。
第2課題 第1設題
学校は多数の学童が共同生活をしているが、その学童は種々の感染性疾患に対する免疫を持っていない感受性者の集団である。したがって、一度感染性疾患が発生すると流行しやすい。本レポートでは、特にインフルエンザと感染性胃腸炎の感染症予防について以下に述べる。
感染を予防するには、①感染源の除去②感染経路の遮断③宿主の抵抗力の増強が三原則とされる。現在、感染対策の基本として行われているのはスタンダード・プリコーションと感染経路別対策である。スタンダード・プリコーションとは「感染症の有無にかかわらず、全ての患者の血液・体液(汗を除く)・分泌物・粘膜損傷・粘膜を感染性があるものとして扱う...