【分冊2】文化人類学

閲覧数4,763
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日大通信・文化人類学分冊2・合格レポート:課題「「文化」について諸学説を紹介しながら説明し、「文化人類学」という学問の存在意義・性質・目的を述べろ。なお、論述に際して必要とされる学者・学説・方法論などを適切に引用し、全体像を浮かび上がらせる様にすること。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 / 6
    20 × 20
    文化人類学における文化に対する捉え方に
    は、自文化中心主義と文化相対主義という2
    つの思想がある。以下ではこの2つの思想に
    ついて、具体的な事例とともに述べる。
    まず、自文化中心主義とは、自分の属して
    いる集団の文化を最も正しいものと考え、そ
    の基準によって他の文化を判断する事であり、
    特にヨーロッパでは、自分達の文化・文明が
    世界の頂点にあり、その他の異なる文化・文
    明の民族や国を進化させなければならないと
    いう考えを持っていた。この思想は異なる文
    化を持つ民族や国への偏見を招く事にもなっ
    て い た 。
    次に文化相対主義について述べる。まず、
    "相対"という言葉は絶対の対語であり、絶
    対が普遍的なものであり全人類共通の認識を
    持っているという事に対し、相対とは流動的
    なものであり、国や民族、人や時代によって
    変化するものである。要するに、文化相対主
    義とは、文化は普遍的なものではなく、個人
    2 / 6
    20 × 20
    の価値観や生活する場所などに左右され、変
    化するものである為、単純な物差しで優劣を
    図...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。