課題「生保・損保会社の販売について、最近の動きも具体的に調べる等幅広く記述し、併せて危険選択について記述しろ。」
生命保険は、潜在的かつ抽象的な性質がある為、販売店舗を持ち来店を待つというスタイルでは難しい。その為、営業職員による個別・職場訪問による保険の勧誘を行ってきた。しかし、営業成績を上げる為に無理な保険勧誘を行っていた為、契約の解約・失効が後を経たず、1974年からはクーリングオフ制度も施行される事となり、生保業界は、従来の訪問販売以外の新販売チャネルを確立する必要が出てきた。損害保険会社についても、従来の代理店制だけでは、契約獲得が難しくなった為、後述する様な販売チャネルの多様化が進んでおり、様々な保険加入の手段を顧客が選択できる時代になった。
新販売チャネルの例として、まず1つ目は店頭販売である。生保会社の本・支店の店頭またはデパート・スーパーの出店に来店した顧客に生保商品を販売したり、スーパー・デパート・クレジット会社等と募集代理店契約を結び、募集を委託して来店者に販売したりする方法である。これにより、消費者はショッピングのついでに気軽に様々な保険商品を比較検討出来る様になった。2つ目は、通信販売であり、新聞・雑誌・DMに商品広告を行い、申込書を広告媒体に添付したり、顧客の資料請...