文部科学省認可通信教育
科目名:精神保健福祉論
課題4 精神障害者の地域生活支援について
精神障害者の地域生活支援を行おうとするときは、目の前の人を点で捉えないことが重要となる。そうでないと、視野の狭い支援となってすぐに限界を感じてしまうだろう。この精神障害者の社会参加を促していくことが大切になる。
同じ境遇の者同士で支えあう「家族会」というものがある。当事者を抱えた家族は孤独になりがちである。そんな家族のために精神疾患の家族が助け合う「みんなねっと」という団体がある。地域や病院にある家族会の連合会である。家族会はいろいろな情報源になり、同じような体験をした家族の助けあいの場になっているので参加を勧めてみるのがよいと思う。その他「KHJ全国ひきこもり家族会」という家族会もある。
当事者から家族が暴力を受けたとか、受けそうで困っているという話を聞いたことがある。暴力で困っているなら警察を含めた第三者や医療機関、相談機関が介入する必要があると思う。暴力を起こす原因がなんであるか、一度に解決しようとせず、それぞれが別々のカウンセリングを受けるなどして対処する必要がある。
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