『a.クライエントの沈黙にはどのような意味があるか、また沈黙の扱い方について述べなさい。
b.非言語的コミュニケーションとは何かを具体的に説明しなさい。』評価A 参考文献付き 聖徳大学
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第 1 課 題 第 1 設 題
①沈黙は、来談者中心のカウンセリングでよくおこる反
応のひとつである。カウンセラー側からも来談者側からも
沈黙がおこることがあり、さらに治療的効果のあるものと
ないものがある。クライエントの沈黙の意味は面接の初期
段階での勝手がわからないための沈黙、カウンセリングに
対する否定的・拒否的な態度の表れ、自分を語ることへの
抵抗・不安・怖れ、考えや感情をまとめて言葉を選んでい
る、応答を待つ、話題がつきる、などが考えられる。治療
的効果のある沈黙は、沈黙することによって語られたこと
に意識を集中する役割がある。その他「間」にあたる面接
の進行調整のための沈黙や防衛的反応が生じさせる沈黙
は、クライエントに安堵感を感じさせやすく、クライエン
トが泣いている時などの沈黙はいたわりの効果もある。ク
ライエント自身が避けたい話題や扱いが難しい場合にお
こる沈黙に治療的効果はないが、それ自体は重要な事項で
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はあるのでカウンセラーは時期をみて話題にして取り扱
う 必 要 が あ る 。
沈黙が続くと、重苦しさ、気まずさ、緊...