【聖徳大学 2023年】感情人格心理学Ⅰ 第1設題 評価S

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資料紹介

①ビッグ5理論は、パーソナリティを類型ま
たは特性のどちらと捉えるか論じなさい。
②アサーティブ行動は健康なパーソナリティが顕在化したものであるとした時、この立場を裏付ける理論的根拠について論じなさい。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

①本稿では、ビッグ5理論は、パーソナリティを類型または特性のどちらで捉えるかを論じることとする。
 まず、ビッグファイブ理論の誕生について振り返る。1930年代から1940年代にかけて、オールポートは、だれでも多かれ少なかれ持っている共通した特性を「共通特性」とした。そして、共通特性の特徴を視覚的にグラフ化した「心誌」を考案した。ここでは、パーソナリティに影響を及ぼすとされる、「体型」や「知能」といった7つの基礎的な心理―生物学的要因と、多くの人に共通する「表出的」「態度的」といった14個の共通特性を記した。その後、1940年代から1950年代にかけて因子分析が出現した。この時期には、多くの研究者がパーソナリティ特性を明確に定義し、測定するための手法として因子分析を用いるようになった。この時期にキャッテルは、「個人特性」と「共通特性」に基づき、外から観察される「表面特性」だけでなく、その背後にある「根源特性」を因子分析により探ることを考えた。また、同時期にギルフォードは、STDCR因子やGAMIN因子など3種類の性格検査を作成し、そこからパーソナリティ特性として13因子を抽出した。この...

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