2015年日大通信教育部 民法III債権総論 分冊1

閲覧数1,881
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    平成27年度日大通信民法III(債権総論)分冊1合格レポートです。参考程度に止めてください。剽窃は厳禁です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2015年 日本大学通信教育部 民法III 債権総論 分冊1

    キーワード:

    債権者代位権

    詐害行為取消権

    人的担保(保証)

    -----------------------

    はじめに

    民法では、債務者が債務を履行しない場合に債権者が自己の債権を満足するため、債務者の責任財産、つまり強制執行の引当になる債務者の財産の保全する制度として、①債権者代位権(423条)と②詐害行為取消権(424条)を認めている。また、他に自己の債権を確実に回収する手段として、人的担保の類型の一つとして、③保証債務があり、保証人の保証義務(446条1項)を規定している。

    債権者代位権の意義

    債権者代位権は、債務者がその財産の減少を消極的に放置し、債権者が債権の満足を受けえない虞がある場合に、債権者が債務者に属する権利を代わりに行使しうる権利をいい、消極的に債務者の財産管理に関与することを認める責任財産保全の機能を有する。

    債権者代位権の要件

    債権者代位権は、債務者の財産管理の自由という私的自治を害さないよう以下の5つの要件を必要としている。①被保全債権が金銭債権で、②弁済期にあり、③債務者が無...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。