【1単位&2単位】教育心理学

閲覧数1,248
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    参考文献:『【改訂】教育心理学の最先端』荒木紀幸編著,株式会社あいり,2011年

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 / 5
    20 × 20
    1.ピアジェの発達論にもとづいて、子ども
    の思考の発達について述べなさい。
    ピアジェは、子どもとの様々な臨床的な関
    わりによって、詳細な観察と独創的な数多く
    の実験を行い、子どもの思考(認知機能)の
    発達論を提唱した。ピアジェの発達論による
    と、ヒトが世界を認識する際に使用する認知
    の枠組みをシェマと呼び、思考(認知機能)
    は、子どもと環境の相互作用(同化と調整)、
    すなわち、その子どものそれまでのシェマで
    は対処できない不均衡の状態に陥ったとき、
    シェマをより高度に洗練し、対処可能な均衡
    の状態へと移ってゆくことで発達してゆくと
    考えた。さらに、ピアジェは発達論において、
    シェマや操作が大きく質的に変化する年齢に
    着目して、子どもの思考過程(認知機能)の
    発達段階を次の4段階にわけて考えた。
    まず、第1段階である感覚―運動期だが、
    これは0歳から2歳くらいまでの年齢を指す。
    この段階では、頭の中の記号である心的表象
    2 / 5
    20 × 20
    を介さず、自分のまわりの世界を知る手段は、
    主に触覚や自分の体を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。