エンパワメントアプローチ
エンパワメントアプローチとは、対象者のもっている力に着目し、その力を引き出して積極的に利用、援助することをいう。
ソーシャルワークにおいてエンパワメントという言葉は、1976年B.ソロモンの著書で使用されて以降、今日に至るまで、ポストモダニズムの潮流に沿い、障害者運動、セルフヘルプ活動などの影響を強く受けてきた。
また、ソーシャルアクションの重要性を説いたレイノルズの思想と実践、マルシオのコンピテンス概念を摂取し、さらにはストレングス、リジリエンス思考、リカバリー概念等と親和性を持っている。
近年、国際ソーシャルワーカー連盟・ソーシャルワーカー学校連盟による...