2016年度明星大学通信教育部「特別支援コース」知的障害者の生理・病理2単位目の合格レポートです。簡潔にまとめていますと講評をいただきました。
2017年度は、課題の一部に追加があります。
今後、書かれる方の参考になれば幸いです。
※重要※
【追記】
2017年度レポート作成の際は、以下の課題の【 】内の内容を盛り込んでください。
<レポート課題>
脳の機能と構造を説明し、その障害を具体的に説明しなさい。(具体的とは、前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉で生じる代表的な障害を2~3種類あげて説明しなさい。)【また、脳の可塑性と側性化について知るところを記しなさい。】
⚫️2単位目知的障害者の生理、病理
脳の機能と構造について説明する。
脳の重さは出世直後平均400グラムに対し、大人になると男性で1350グラム、女性は1250グラムと重くなっている。重さの変化は、1歳頃までに急速に増加し、4歳頃まで緩やかに、そして6歳頃までに大人の重さの約95%に値するという。 脳の発達において欠かせないのは髄鞘化である。髄鞘化とは、神経線維に髄鞘をかぶせることをいう。髄鞘化は前頭葉での発達が遅く、10歳前後には完成する。その役割は2つある。①信号を早く伝達すること。②信号を確実に伝えること。髄鞘化された線維には一定の間隔で、露出したランビエ絞論があり、信号は、ラン...