玉川大学 通信「(教科)国語(書写を含む。)」第2分冊 評価A

閲覧数4,886
ダウンロード数40
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>第13章を読んで、次の内容についてまとめよ。
    ①「ら」抜き「さ」入れ言葉とは。
    ②文法を学習するために「ら」抜き「さ」入れ言葉をどのように取り上げるか、具体的な学習内容について自分なりのプランを提示し、解説する。

    <評価>A

    ※H29年度課題

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    08811「(教科)国語(書写を含む。)」第2分冊

    <課題①>

     まず,「ら」抜き言葉とは,「見れる」,「食べれる」,「覚えれる」,「信じれる」など,上一段活用,下一段活用,カ行変格活用の動詞に可能や受身の助動詞を付ける時,本来なら「られる」を付けるべきところを,「れる」を付けてしまう言葉を指す。「ら」抜き言葉という表現が最初に使われたのは,1981年1月13日付け毎日新聞朝刊であると言われており,読者の投書として,「このごろ聞きなれたとはいえ気になるのが,テレビや日常会話での『見れる』『食べれる』などの『ら』ぬき言葉である」と書かれたという(注1)。かつては日本語の乱れや揺れを表す代表例のように取り上げられていたが,平成27年度の「国語に関する世論調査」(文化庁)では,「見れた」を使う人が,「見られた」を使う人を4%上回る結果が出た。調査開始以来,ら抜き言葉を使う人々は年々増加傾向にあり,ほぼ慣用となっていると言っても過言ではないが,新語を多く扱う「三省堂国語辞典」においても,「ら」抜き言葉は俗語扱いとされている。

     次に,「さ」入れ言葉とは,「終わらさせていただく」,「読まさ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。