玉川大学 通信教育部「理科指導法」第1分冊(前半) 評価A

閲覧数3,207
ダウンロード数23
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>20世紀後半以後の社会は,「知識基盤社会」であると言われています。このような社会において求められる資質や能力の内容について述べなさい。また,それらの資質や能力を理科教育においてどのように育成しなければならないのか考えを述べてください。そして,前述した内容をどのように理科指導を通して育むのか,単元を想定して単元全時間の指導概要(計画)と1単位時間を選び具体的な指導事例(案)を作成ください。 

    ※29年度課題
    ※指導案は別レポート(後半 指導案)参照。

    <批評>

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード08805「理科指導法」第1分冊

    1「知識基盤社会で求められる資質・能力」

     

     始めに、「知識基盤社会(knowledge-based society)」とは、新しい知識・情報・技術が、政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す21世紀の社会情勢を表した言葉である。基礎的・基本的な知識・技術の習得や、それらを活用して課題を見いだし解決する力、知識・技能の更新のための生涯にわたる学習、他者や社会、自然や環境と共に生きることなど、あらゆる変化に対応するための能力が求められている。

    このような時代を担う子どもたちに必要とされているのが、1996(平成8)年の中教審答申で提唱された「生きる力」であり、2008(平成20)年公示の小学校学習指導要領においてもその重要性が示されている。そして、このような認識は国際的にも共有されており、経済協力開発機構(OECD)が「知識基盤社会」の時代を担う子どもたちに必要な能力として定義付けたのが「主要能力(キーコンピテンシー)」である。具体的には、①社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する力、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。