シラバスの学修テーマに沿って教科書をまとめました。
【教師論:1】
1 教職の意義(1) 教育の目的・目標とはいかなるものか。教師聖職者論から見出される教職の意義とはいかなるものか。(第1 章)
・「人格の完成」(知育,徳育,体育/食育)「生きる力」(確かな学力,豊かな人間性,健康・体力)→学習指導要領に定められた教育の理念。「教員が教育勅語の教えを子どもたちに示すということは,自らも有徳な人間を目指す必要がある」
・教育の目的=「人格の完成」=教育の無限性←到達不可能な超越的な理念→「聖職」=有徳な人間
・教員は超越的理念(聖職,人格の完成)に向かって無限の努力をすること。
2 教職の意義(2) 教師労働者論,教師専門職論から見出される教職の意義とはいかなるものか。教員として適格性を持つためには,どのような努力が必要か。(第1 章)
・労働者論:労働者革命の担い手としての「闘う労働者」,社会主義・共産主義の変革を国家にもたらす。
・専門職論:科目の専門性だけでなく,「人格の完成」のため,道徳教育についての専門性を有している。
→教員は,教育目的「人格の完成」のため,労働者的専門職ではなく,聖職者的専門職観をもって教員とし...