玉川大学 通信教育部「国語科指導法」第1分冊 評価A

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    資料紹介

    <課題>
    ①国語科学習指導要領を熟読し、A領域「話すこと・聞くこと」の発達段階に応じた指導内容についてまとめ、考察せよ。
    ②小学校の教科書から、A領域を指導する教材を取り上げ,教材研究をした上で,単元の学習指導計画及び本時の学習指導案を作成せよ。
    ③指導案作成に関して工夫したところを具体的に示す。

    <批評>A
    課題①では,指導事項を的確にまとめています。課題②学習指導案の評価規準は,観点別に的確に設定されています。具体的な指導の手だてが考えられていてすばらしいです。

    ※H28年度課題

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード08802「国語科指導法」第1分冊

    <課題①>

     A領域「話すこと・聞くこと」の指導内容は,①話題設定や取材に関する指導事項,②話すことに関する指導事項,③聞くことに関する指導事項,④話し合うことに関する指導事項の4つで構成されており,児童の発達段階や実態に応じて2学年ごとに示されている。
     まず,①話題設定や取材に関する指導事項について叙述する。

    低学年の児童は,身近なことに興味・関心を持つ傾向があるため,学校生活や家庭で経験したことなどの中から話題を決定し,必要な事柄について思い出すように指導する。話題の具体化や内容の充実を図るために,準備段階において話したい内容についての取材を十分に行わせることが重要である。

    中学年の児童では,自らの関心に応じて話題を決定し,必要事項の調査で得た情報の要点をメモすることを指導する。このとき,内容の整理及び相互関係を考慮し,話したいことや聞きたいことを明確にさせることが重要である。

    高学年の児童は,主体性や個性が高まる時期であるため,身近な関心事にとどまらず,日常生活の中で考えたことや特に伝えたいことなどを目的や意図を持って話題...

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