玉川大学 通信教育部「国語科指導法」第2分冊 評価B

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    資料紹介

    <課題>
    ①「書くこと」を指導する際のポイントについてまとめる。
    ②第2学年・第4学年・第6学年のいずれかを選択して,教材を設定し「書くこと」の指導案を作成する。(本時案は割愛)
    ③指導案作成に関して工夫したところを具体的に示す。

    <評価>B
    前半は,学習指導要領を丁寧にたどっており,わかりやすいレポートである。ただ,テキストに豊富に示された具体的な指導の手だてへの言及が少ないので再読を勧める。後半の指導案はオリジナリティもあり,高く評価した。

    ※H28年度課題

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード08802「国語科指導法」第2分冊

    <課題①>

     「書くこと」の指導内容は,①課題設定や取材,②構成,③記述,④推敲,⑤交流の5項目で構成されている。各項目を指導する際のポイントについて,2学年ごとに設定されたねらいに基づきまとめる。

     ①課題設定や取材に関する指導においては,低学年では,見たり聞いたりした身の周りの出来事などを題材とし,書くために必要な事柄を思い出したり想像したりして,ノートやカードにメモを取る。その際,児童一人ひとりの気持ちを大切にしながら,楽しんで書くようにすることを重視する。中学年では,興味や関心を深めて題材を決定し,相手や目的に応じて必要な事柄を取材する。調べることは各教科等の学習基盤ともなる重要な能力であるため,本や映像,インタビューなどから目的に合った取材方法を選択できるようにさせる。高学年では,学習活動等を通じて考えたことなどを比較・関連付け,課題意識を明確にして題材決定できるようにし,取材した事柄を文章の構成や記述に役立つよう整理できるようにすることが重要である。

     ②構成に関する指導においては,低学年では,取材した事柄の順序...

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