玉川大学 通信教育部「児童理解と教育相談」第1分冊 評価A

閲覧数3,045
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <課題>
    児童期における心理発達課題について,エリクソンの理論を中心に簡潔にまとめなさい。そのうえで,児童期における発達を考え合わせると,親や教員は児童とどのようにコミュニケーション関係を持つと良いか(どのように接すると良いか)を述べなさい。
    ※27年度課題

    <批評>
    子どもの気持ちに響くコミュニケーション方法を大切にしていきたいものである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目コード07809 「児童理解と教育相談」 第1分冊
     エリクソンによると,6歳から12歳までの小学生の間を児童期と言う。幼稚園や保育園とは違い,小学校入学によって学習することが第一義となる児童期の心理的課題は「勤勉性」であり,逆に勤勉性の獲得に失敗した場合は「劣等感」が生じる。友人などの他者との比較を通して学習における「プロセス」が評価されることにより,知的・身体的・社会的技能に対する有能さ,すなわち自己能力感の獲得が児童期の好ましい結果として期待される。この時期の有意義な対人関係は,学校にいる友人や教師,近隣の人々など,幼児期までの両親や家族に依存していたものとは異なる特徴を帯びる。
     児童期の子どもに対し,親や教員がどのように接していくべきかについて叙述する。子どもに対して親が抱える悩みの例としては,「黙り込んでしまい,何を考えているか分からない」,「ちょっとしたことでおこりだすため,こちらが遠慮してしまう」,「勉強のしすぎで身体をこわさないか心配」などが挙げられる。これらに共通しているのは,親が一方的に子どもの心配をしていることであり,子どもと話し合いを行っていないことである...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。